障害線は当人にふりかかってくる障害の状態を表し、この線が主要線を切る一が障害の起こる時期、障害線の太さが障害の程度を示すものである。

（イ）知能線と生命線を切る場合は、思想上の干渉を受けることを示す。障害線は主要線を直角に近い角度で霧、同じ太さの障害線ならば、切る角度が小さいほど障害は小さい。
（ロ）運命線まで切っているのは遺産相続や進学にからむもつれなど、主に身内からの妨害を示している。
（ハ）第一火星丘から出る障害線は同性からの妨害を示す。この場合には運命線や感情線を切ることは殆どない。
（ニ）金星丘に達する障害線は異性からの妨害を示す。この障害線が結婚線に及ぶ場合は、異性の妨害が現金で結婚に支障をきたすことを継げている。もし、金星丘内に島ができると結婚問題は醜聞に終わる。金星丘内に島があっても障害線が感情線を切らない場合は汚職事件などに巻き込まれる可能性が高い。
（ホ）影響線から出た障害線がは結婚線まで及べば、すでに別れた愛人の邪魔によって結婚が難航することを示す。
（ヘ）生命線を切る場合はこの流年の時に急性疾患にかかることを示す。
（ト）運命線を短く切る障害線はその流年の時に、失脚・損失・失意など悪い事態が起こる可能性を示す。
（チ）運命線近くの影響線が運命背を切る場合も極めてよく見られる。これは異性からの裏切りや干渉による損失を示す。恋愛関係のみならず、仕事上の損失も含まれる。