不幸を呼ぶ大凶方位

不幸を呼ぶ大凶方位

世の中に良い出来事よりも、悪い出来事の方が多いのと同じで悪い方位はたくさんあります。悪い方位を消去して最終的に残ったのが良い方位と言う判断になります。

七大凶殺方位

気学の基本は何と言っても良い方位をとり開運する学問です。「七大凶殺方位」は五黄殺・暗剣殺・本命殺・本命的殺・歳破・月破・日破を指します。以下の1)~5)の項目は各個人の九星に関係なく、全ての人に悪い方位となります。6)~7)は各個人の九星によって悪い方位が異なってきます。

1)五黄殺

五黄殺(ごおうさつ)とは本来「中宮」にある五黄土星が廻っている方位です。この方位に移転や旅行などをすると最も強烈な殺気が働きやることなすことがうまくいきません。長期に亘る病気が出たり時には一命を失うことがあったりと恐れられている方位です。中には五黄殺に移転して一時的に良好を得た人もいましたが4年後に破綻した例もあり、この方位は絶対に用いてはいけません腐敗、残虐、強奪、醜聞、絶望、自殺などの現象があり病気、貧乏など不幸が起こります。全ての九星の人にも大凶の方位です。

2) 暗剣殺

暗剣殺(あんけんさつ)は五黄殺の反対の方向を言います。この方位も文字が示す如く暗闇から急に剣を切りつけられる様に大変悪い方位です。災難・失敗が起こるとされ五黄殺が自動的に災厄を生ずるのに比べて暗剣殺は他動的に災いを受ける方位です。中には本業以外の事に手を出し大きな損失があるなど、病気にも注意が必要です。全ての九星の人にも大凶の方位です。

3)歳破

歳破(さいは)と言うのはその年の十二支の正反対側にある支の方位を言います。
平成23年ですと卯年ですから東の反対側の酉方位(西)に当たります。
この方位を犯しますと文字通り「破れる」の意味があり他人との交渉でトラブルがあったり商談などがあと一息までのところで最後に壊れたり、手術や怪我、交通事故などが起こりやすいと言われます。 どの九星の人にも大凶の方位です。

歳破・日破早見表
年/日
日破
歳破

西

西
西 西
西




4)月破

月破(げっぱ)はその月の十二支の正反対側で歳破と同じ様な現象が起こります。例えば平成23年の5月は6日の立夏からが5月の暦となりますが、巳の反対側の亥にあたる北北西が月破にあたります。
全ての九星の人にも大凶の方位です。

月破早見表
一月(丑) 二月(寅) 三月(卯) 四月(辰) 五月(巳) 六月(午) 七月(未) 八月(申) 九月(酉) 十月(戌) 十一月(亥) 十二月(子)


西

西
西 西
西




5)日破

日破(にっぱ)はその日の十二支が入る方位の正反対の方位が日破にあたります。
この方位を犯すと文字通り何事も破れるということになります。日盤ですからその日の予定がダメになったり、集金などで当て込んでいたことがダメだったり、思わぬアクシデントが起こったり、留守であったり遅刻するなど良いことがありません。必ず避けて通ることです。 全ての九星の人にも大凶の方位です。

6)本命殺

本命殺(ほんめいさつ)は自分の生まれ年が廻っている方位になります。本命殺の方位に移転などをしますと自分の勘違いで大きな損をしたり身体を壊したり病気にかかり易くなります。例えば昭和42年生まれの人なら本命六白金星で平成23年の年盤では東南が本命殺です。

7) 本命的殺

本命的殺(ほんめいてきさつ)とは自分の星が廻っている反対の方位(本命殺の反対方向)を言います。例えば自分の本命星が南にあれば北が本命的殺です本命殺が肉体的に影響する方位で、本命的殺は非常に精神的に苦痛を味わう被害者の方位です。悩みや苦労、ストレスと言った形になり現れます。病気や怪我にも注意です。
例えば昭和45年生まれなら本命三碧木星で平成23年の年盤では西北が本命的殺です。