陰陽五行ー十干および十二支(02)

一.十干および十二支

太陽の引力によって地球は自転しながら公転しています。地球の一公転が一回帰年です。一自転が一日です。ほぼ一定の方角から太陽が昇り、一定の方角に太陽が沈むことから日の出が計算され、一日という認識が生まれました。農耕民族にとって、何時種を蒔き、何時取り入れを行うかといったことから四季の移り変わりを認識し、暦ができあがっていっただろうことは容易に想像がつきます。

十干というのは「一日の太陽の位置」から「十の太陽がある」と考えられたことから生まれました。棒の影の長さの実測を何十年も繰り返し行っているうちに一定の周期があることを発見し、一日の刻を十二等分しました。「殷墟」が発見され、十二支の文字が明らかになっています。最初から一年を三百六十五日にしたかどうか大初歴が生まれた時は三百六十五日と1/4になっています。(現在の私たちは三百六十五日と五時間四十八分四十六秒

満月をおいて季節の調和をする

それでも太陽の位置がずれるので地球が動くため太陽の照射する地点が異なる。

北回帰線と南回帰線を照射し続けるので、夏至 冬至 陰遁 陽遁の変わり目がある。

二十四節季が生まれました。何時頃生まれたのかは定かではありませんが、素晴らしい中国人の知恵です。世界にこの類はありません。

西 中央 五方
土用 五季
玄武 白虎 句陳・?蜿 朱雀 蒼竜 化成
心眼 五臓
膀胱 大腸 小腸 五腑
口唇 五根
皮膚 血脈 五主
 辛 五味
毛髪 乳唇 五支
五常
五位
壬・癸 庚・辛 戊己 丙丁 甲乙 十干
亥・子 申・酉 丑・辰・未・戌 巳午 寅卯 十二支
生数
成数
休息 収束 不動 火の膨張 伸び進む 機能
包容力