三、時剣殺
年・月・日・時各盤の上で、五黄土性が遁甲している方位の向い側を、暗剣殺と言います。
しかし、五黄が中宮に坐している時は、どの八方位も暗剣殺となるのはありません。
五黄殺が腐敗作用、分裂破壊作用を起すとすれば、暗剣殺は傷害作用、切断作用を起すと言えばよいでしょう。自分自身が原因であるよりも、他からの災害を受ける事によって、亡びてゆくのが特徴です。
暗剣殺方位に移転したり、開店したり、移動してゆけば、肉体的・精神的又は運勢的に強烈な傷害及び破壊作用を持つ疲気性放射エネルギーを浴びますから、日ならずして破産・解雇・絶縁・中途挫折・入院・手術等の災難に遭います。
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