幸せを呼ぶ吉方位

幸せを呼ぶ吉方位

良い方位の取り方

では具体的にあなたにとって良い方位を見つけましょう。まず簡単に説明しますと例えば昭和55年生まれの人は「二黒土星」で土気の人です。昭和63年生まれの人は「三碧木星」で木気の人となります。五行の星にはそれぞれに相性があります。

良い方位の取り方

下の表を見ると木気の人にとって良い相性の星は水・火・木となっています。このように五行の気にそれぞれ相性の良い気があり、これがわかると九星のそれぞれにどの星が良い相性かがわかります。つまり良い方位とは良い相性の星が廻っている方位を言います。

表1
五行 良い相性の気
木気 水・火・木
火気 木・土・火
土気 火・金・土
金気 土・水・金
水気 金・木・水

仲の良い気と伸の悪い気

木・火・土・金・水の相性の良否

古代中国では五行思想といわれ五種である地気の構成要素の木・火・土・金・水の相性の良否で吉凶を占う方法は、東洋のあらゆる占術に取り入れられ相生・相剋・比和(和気)の原理があります。

なおここでは九星の五行関係の相生・相剋の理解が大切です。気学は年・月・日・時刻ごとに星が居宮を移る「動の運命学」ですから必ず道が開け開運ができるのです。
(良い関係)

▼相生

木→火→土→金→水の関係を「相生」と言いお互いに助け合うことで木は火を生じ、火は土を生じ、土は金を生じ、金は水を生じ、水は木を生じることです。単純明快ですね。これらは漢方医学にも採用されていますが、占いなどの方位学にも応用され大きな効果を上げているのです。親が子を生み子が孫を産む子々孫々まで限りなく栄える五行・五気の相互関係の融合を表す意味を持ちます。

▼比和(和気)

自分と同性の星を言います。木と木、火と火、土と土、金と金、水と水です。たがいに助け合う気です。
(悪い関係)

気学での良い方位とは本命星、月命星が良い相生関係になる星が廻っている方位を言います。九種類の星はすでに紹介したようにそれぞれ五行の木・火・土・孟・水のどれかに属しています。

▼相剋

木→土、土→水、水→火、火→金、金→木の関係を「相剋」と言いお互いに傷つけ合う事で木は土を剋し、土は水を剋し、水は火を剋し、火は金を剋し、金は木を剋します。