運命線

運命線とは、・男性の場合は主に仕事運・女性の場合は仕事運と家庭運を主に表している線です。
女性の場合、運命線が太く刻まれていると仕事を現し、細く刻まれると家庭に入る暗示があります。
内面を表す左手に刻まれる運命線は本人のやりがいを表し、外面を表す右手に刻まれる運命線は社会的に見た本人の境遇を表しています。
女性の手にある運命線は仕事運を表すこともありますが、結婚生活を表すことも多いです。

結婚生活を表すかどうかは、結婚線・寵愛線・影響線・印象線の有無などを見て総合的に判断する必要があります。

運命線は太く強ければ良いとは断言できない。というのも、強く太い運命線は「働かざるを得ない境遇」に立たされる事を暗示させるからです。また、特に女性の手に強い運命線が刻まれるのは考えもの。家に収まらず社会でいやがおうにも働かざるを得ないということです。 それが女性にとって幸せかどうかは分かりません。この時代にあっては女性・男性の別なく、はっきりとした運命線を持つことは大切と考えていいかもしれません。

理想的なのは、運命線とは別に太陽線が刻まれている事です。上図のように一直線に刻まれている線が、運命線の本道といわれます。
このタイプの相を持つ方は、強力な運気故に弱者に対する気遣いが損なわれがちで、敵を作りやすいので注意が必要です。
運命線は中指の付け根よりも5mmほど下まで刻まれていると、晩年まで充実した生活を送れる暗示です。指の付け根まで伸びると「大繁栄後の失脚」という意味合いとなります。
ただ、中指の指先まで伸びる線ほど長いは例外です。いわゆる「天下筋」と言われる相です。
どんな線にでも言えることですが、線は太く深く刻まれているほど良いのです。例え(A)のような線でも、線自体が弱々しいものならば、運勢は強いとは言えません。線が波打っているような相の場合、安定しない運気を現します。