知能線

知能線

知能線(ちのうせん)または頭脳線(ずのうせん)は、主に頭の働きを現す線です。
知能線が明確に深く刻まれる程、頭脳明晰であることを表し、逆に切れ切れであったり、鎖状であった場合には思考力が散漫になり集中できない傾向にあります。

知能線は体で言うと頭部(目を含む)を表し、知能線上に現れた異常(ホクロ・切れ・島等)は頭部や目の怪我や病気を表すことがあるため、注意が必要です。

知能線は深く明確に刻まれているものを吉相とし、分岐線があればなおよろしいです。
起点の位置や末端の方向によって、その人が持つ知能の傾向(理系・文系等)を推測することができます。

知能線の起点は、
生命線から離れるほど行動的・活発的資質を増す。
生命線と重なるほど慎重・冷静さを増し、行動力が乏しくなる。
という傾向があります。

知能線の終点は、
上(指側)に向かうほど、物質・金銭に対する執着心が増す(理系タイプ)
下(手首側)に向かうほど、精神的・芸術方面への資質を増す(文系タイプ)
という傾向があります。

手相から適職を見いだす場合、知能線の終端部分がどちらに向くかでおおまかに判断できます。